
袋井お化け屋敷2025
「こわい約束」 公式サイト
【お知らせ】
- 法多山お化け屋敷 第6弾 開催決定!
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2025年7月5日から今年もお化け屋敷がスタートします。恐怖の仕掛け人お化け屋敷プロデューサー五味弘文監修のお化け屋敷を体感ください。「没入体験型お化け屋敷」の名の通り、あなたを恐怖の世界に没入させます⁉
開催状況
・チケット購入方法は2通りあります。
①開催日当日午前11時から現地にてチケット購入
②WEBにて特定日時のチケット購入
・現地チケット購入受付は、会場受付にて先着順でのご予約となります。
・随時チケット販売状況を更新しますが、売り切れの場合もございます。ご了承ください。12:00スタート
20:30最終スタート
※30分ごとのスタートになります。
「こわい約束」開催概要
「こわい約束」開催日時
7月5日(土)~9月28日(日)の土日祝、
8月12日(火)~15日(金)
●スタート時間/12:00~
(最終組スタート時間/20:30~)
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- … 開催日
- … WEB事前予約可能な開催日(15:00~17:30スタート分)
「こわい約束」開催場所
- 開催場所:
- 法多山尊永寺 特設会場
- 受付場所:
- 法多山 尊永寺内 研修会館
お車でお越しの方は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
16時30分以降入場の方は、右記の無料駐車場を
ご利用いただけます。
チケット(入場整理券)購入方法
- 大人
(18歳以上) - 2,000円(お一人様)
- 小・中・高生
(小学生は保護者同伴必須 1人につき1名) - 1,500円(お一人様)
- 1枠最大人数6名様まで。
- 演出の都合上、少人数の方同士で一緒にスタートさせて頂く場合がございます。
- WEB予約可能な日時・スタート時間があります。
- チケット購入受付は、会場受付にて先着順でのご予約となります。
- チケット購入受付は、11:00開始予定です。(当日券のみ)
- 入場人数により順番が前後する場合がございます。
- 入場時間の20分前には必ず受付にお集まりください。
- チケットの返金は致しません。
体験時間
約30分
注意事項
- 小学生以上が参加対象。但し、原則として小学生1名につき保護者が1名必要です。
- 乳児を連れてのご参加は危険ですので禁止させていただきます。
- スマートフォン・携帯などの持込みは不可 ※受付にてお預かりします。
- 妊娠中・その他の疾患をお持ちのお客様はお控えください。
- 体調が万全でない方、妊娠中の方、過呼吸の経験がある方、酒気帯びの方、
その他現地にてスタッフが参加していただけないと判断した方の参加はご遠慮いただきます。 - 足元の段差など細心の注意を払い設営しておりますが、車いすでの参加はできませんのでご了承ください。
Q&A
- WEB予約はできますか?▼
- 可能です。ただし、カレンダー表記の通り7月と9月の開催日の15:00/15:30/16:00/16:30/17:00/17:30スタート分のみとなります。
- 他のお化け屋敷と何が違いますか?▼
- お化け屋敷プロデューサー五味弘文氏の手掛けるお化け屋敷です。ストーリーがあり、キャストも現れる大人も楽しめるお化け屋敷です。
- 駐車場はありますか?▼
- お化け屋敷専用の駐車場はございません。
16時30分までは門前の一般の有料駐車場をご利用下さい。
16時30分以降、法多山門前のごりやくカフェ前と吉田屋駐車場をご利用いただけます。
- 怖いお化け屋敷ですか?▼
- 法多山尊永寺の施設を使ったお化け屋敷になります。
演出上、暗く緊迫した音楽が流れています。足元の段差など細心の注意を払い設営しておりますが、
車いすでの参加はできませんのでご了承ください。 ご自身の体調などを考慮しご参加ください。
- 一人でも参加できますか?▼
- 演出の都合上、1枠最大6名になります。1名参加の場合、少人数の方同士で一緒にスタートになります。
- 年齢制限はありますか?▼
- 小学生以上が参加対象になります。但し、原則として小学生1名につき保護者が1名必要になります。
- チケット購入後の参加人数の変更は可能ですか?▼
- チケット購入後の追加購入はできません。参加人数が減った場合の払い戻しもできませんので、チケット購入の際、人数を確定しての購入をお勧めします。
- チケットを紛失した場合は再発行してもらえますか?▼
- チケットの紛失や盗難等による再発行は一切しませんのであらかじめご了承ください。また、お客様のご都合での払い戻し対応はしておりません。
- キャンセルで返金は可能ですか?▼
- いかなる理由でも返金はいたしませんのでお気を付けください。
- 撮影可能ですか?▼
- お化け屋敷参加中の撮影・録音は固くお断りさせていただいております。受付にてスマホ・カメラはお預かりします。
- 電話予約できますか?▼
- 電話での予約はできません。会場受付のみの販売となっております。
- 予約時間に遅れた場合、どうなりますか?▼
- 他のお客様にご迷惑がかからないように調整してのスタートになりますので、待ち時間がどのくらいになるかお答えできません。
予約時間枠の20分前に受付にお越しください。駐車場から受付まで徒歩10分はかかりますので、余裕をみてお越しください。
- 雨天でも開催しますか?▼
- 屋内公演ですので雨天での開催します。非常事態宣言発令時の開催に関しては、公式ホームページでお知らせしますのでご確認下さい。
- 外国人でも入場できますか?▼
- 海外の方の入場も可能ですが、ミッションが日本語のみの表記となります。
演出・進行の問題もありますので、必ず漢字の読める方の同伴をお願いします。
お化け屋敷プロデューサー
五味 弘文(ごみ ひろふみ)
1957年、長野県生まれ。1992年、後楽園ゆうえんち(現 東京ドームシティ アトラクションズ)において、初のお化け屋敷『麿赤児のパノラマ怪奇館』を手がけ、キャストの現れるお化け屋敷を復活させて大きな反響を呼ぶ。
以降、大人が楽しめるエンターテインメントを目指して活動を始める。その後、それまでのお化け屋敷にはなかった“ ストーリー”の概念を持ち込み、お化け屋敷プロデューサーとして全国各地で活躍中。
「こわい約束」ストーリー
叶恵(かなえ)は、幼い頃からわがままで、両親も手を焼いていました。 七つのお祝いにお参りに行く時のことです。 両親は叶恵に一つの約束をさせました。
「お寺に行ったときは仏様が見ているから、境内を出るまでは、いい子にしていないといけないよ。 何を言われても『はい』と返事をして、『いいえ』とか『いやだ』とか言ってはいけない。この約束を破ると、大切なものを失うからね」 そう言われた叶恵は、深く頷きました。
境内に入り、お参りをして帰るまでは、叶恵は言い付けを守っていました。が、いよいよ境内を出るという時でした。 何軒も並ぶ出店の中に、一軒のお面屋がありました。セルロイドで作られた子供向けのお面が並んでいます。 その中に、可愛い女の子のお面がありました。 髪の毛にリボンをつけて、大きな目で微笑みながら、叶恵を誘っています。叶恵はどうしてもそのお面が欲しくてたまらなくなりました。 「あのお面が欲しい」 いつものように母親にねだってみます。けれど、母親は聞く耳を持ちません。 「駄目よ。帰るわよ」 今日は、七つのお祝いの日です。もう叶恵も、仏様に護られる歳ではなくなってしまいます。 そのために、今日は叶恵に約束をさせたのです。せめて境内を出るまでは、約束を守らせなくてはなりません。
「約束でしょ? お母さんが駄目って言ったら駄目。叶恵、『はい』って言って」 叶恵は小さく頷きます。けれど、叶恵はお面が欲しくてたまりません。 「『はい』って言って。言えるでしょう?」 母親が重ねて問い詰めます。
叶恵が『はい』と返事をしようとした時、お面屋の方から親子の声がしました。 「お面買って」 優しい声がそれに応えます。 「はい、はい」 その声を聞いた瞬間、叶恵の口から大きな声が漏れました。
「いやだ! 買って!」 そうなると、もう叶恵の気持ちは止まりません。 叶恵の頑固さに、いつのもように母親が根負けして、結局お面を買うことになってしまいました。 境内を出るまで、あと少しでした。
しかし、その晩のことです。
眠っている叶恵の耳元で、「お前のせいだ。お前のせいだ」という囁き声が聞こえてきました。 その声にうなされて目を覚ますと、あたりに焦げ臭い匂いが立ち込めています。慌てて跳ね起きた叶恵の目に、燃え盛る炎が見えてきました。慌てて外に飛び出した直後、家が炎の中で崩れ落ちるのが見えました。 その火事で、叶恵以外の家族全員が亡くなってしまいました。叶恵は、一晩にして大切なものをすべて失ってしまったのです。 慌てて逃げ出した叶恵の手には、あのお面が握られていました。それは、炎の熱で溶けて醜く歪んでいました。 お参りの時、『はい』の約束を破った自分のせいだ。 叶恵はそう考えるようになりました。
そんな出来事があって以降、『いいえ』とか『いやだ』とかを口にするのが憚られ、やがていつでも『はい』という返事しかしなくなりました。 『はい』としか返事をしなくなると、何かから解放されるような気持ちになりました。 自分の欲望や感情が希薄になり、あらゆることから興味が失せてきました。 何を言われても『はい』としか返事を返さないのは、自分自身がなくなったようで重い荷物をおろしたようです。
社会に出た叶恵は、ある会社の事務員として働くようになりました。 自分の感情を表に出すこともなく、命じられたことに『はい』と答えて淡々と仕事をする叶恵には、仕事以外で誰も話しかける者はいませんでした。 けれど、一人だけ叶恵に声をかけてきてくれる多惠子という同僚がいました。 多惠子も叶恵と同じように、社内では孤立した存在でした。二人が親しくなるのに、それほど長い時間はかかりませんでした。 ある日、会社帰りに二人は店に立ち寄り、同じ髪飾りを買いました。それは二人の友情の証でした。
ところが、その数日後、多惠子の髪飾りがなくなるという事件がありました。 会社の先輩社員が共謀して、大人しい多惠子に悪戯を仕掛けたのです。叶恵は、たまたまその企みを話している先輩社員の声を聞いていました。 しかし、先輩社員に「ねえ、まさか私が犯人なんてことはないわよね?」と問いかけられた叶恵は、『いいえ』と答えることができません。 それを口にしたら、また悪いことが起こるにちがいない。 そう考えたからです。 叶恵は、小さく『はい』と返事をするほかありませんでした。
その晩、叶恵に裏切られたと感じた多惠子は、命を絶ってしまいました。
その時、叶恵の中で、子供の時に封印した「感情」というものが蘇ってきました。 それは、悔しさと憎しみという名の感情でした。 けれど、感情を取り戻した叶恵は、その晩、自責の念に駆られ、自ら命を絶ってしまいました。
その遺体の顔には、あのお面が被せられていていました。 火葬の際に棺に入れられていたはずのそのお面は、なぜか焼かれずに残り、その後、それを持つ者にさまざまな厄災をもたらすようになりました。 祟りを恐れてお寺に納められてからも、さまざまな怪奇現象を引き起こしていると言われています。